GLOSSARY

専門的な言葉や、身の回りで1度は
耳にしたことがある言葉など、
気になっていた言葉について調べてみましょう。
デジタルの言葉を知って、
興味を広げてみましょう。

ハ行

標的型攻撃

不特定多数を対象としたサイバー攻撃とは異なり、対象の個人や組織から機密情報などを盗み出すことを目的として行われる攻撃。組織の担当者が業務に関係するものと信じて開封してしまうように巧妙に作り込まれたウイルス付きのメール(標的型攻撃メール)が代表的な手口だが、年々、手口や技術は巧妙化している。

バックオフィス

自治体や企業などの組織において、窓口などで市民(顧客)に直接対応する部門(フロントオフィス)に対し、バックオフィスは事務処理などを行う部門を指す。

プログラミング教育

コンピューターに動きを指示するために使われるプログラムを学ぶ教育。技術を学ぶだけでなく、自分が求めることを実現するために必要な動作や記号を考え、組み合わせながら改善していく、論理的な「プログラミング的思考」を育むのが狙いとされている。

VR

【Virtual Reality:仮想現実】
コンピュータによる映像や音声などで仮想的な空間を作り、ヘッドマウントディスプレイ(ゴーグ ル型の映像表示装置)などを使用することで、あたかも現実のように感じることのできる技術。

パーソナライズ

市民全てに同じサービスや情報を提供するのではなく、個人の興味・関心・行動履歴に基づいて最適化されたものを提供する概念またはその手法。

プッシュ型配信

必要な情報をユーザー側(情報を受け取る側)の能動的な操作を伴わずに、自動的に配信されるタイプの技術やサービスのこと。

フェイクニュース

事実ではない、虚偽・デタラメな内容の情報・報道の総称。主にインターネット上で発信・拡散される嘘の記事を指すが、誹謗・中傷を目的とした個人発信の投稿などを含む場合もある。

BPR

【Business Process Re-engineering】
「コスト、品質、サービス、スピードのような、重大で現代的なパフォーマンス基準を劇的に改善するために、ビジネス・プロセスを根本的に考え直し、抜本的にそれをデザインし直すこと」と定義されており、組織の目標を達成するため、既存の業務内容や業務フローの見直しを行うことを意味する。

パーソナルデータ

明確な定義はないが、個人情報保護法が規定する「生存個人の識別情報」よりも広く、個人識別性のない情報も含む「個人に関する情報」を指すとされる。具体的には、個人の属性情報のほか、移動・行動・購買履歴やインターネットの閲覧履歴、ウェアラブル機器から収集された情報など、匿名化されたデジタルデータも対象となる。

5G

2020年以降の超高度情報社会に向けて、現行のLTEシステムと比較して100倍の伝送速度、1000倍の大容量化といった飛躍的な性能向上を達成しつつ、多種多様なサービスをサポートすることを目指して、研究開発を進めている次世代移動通信方式。

ビッグデータ

従来のデータベース管理システムなどでは、記録の保管や解析が難しいような巨大なデータ群のこと。様々な種類・形式が含まれる非構造化データ、非定型的データであり、今まで管理しきれないため見過ごされてきたデータ群を記録・保管して即座に解析することで、ビジネスや社会に有用な知見を得たり、これまでにないような新たな仕組みやビジネスを産み出す可能性が高まるとされている。

ブロードバンド

【broadband】
音楽や映像などの大容量データをスムーズにダウンロードできる高速大容量通信のこと。DSLやFTTH、CATV、無線(LTE、Wi-Fi)などの回線サービスが提供されている。