CASES

地域の皆さまのさまざまなICT活用事例をご紹介します。

動画を見るだけじゃない!美味しい梨を食べながらの「オンライン梨畑ツアー」の開催

きよはら鬼怒川ロマンの会

オンラインミーティング

団体名

きよはら鬼怒川ロマンの会

開催日

令和3年9月23日

デジタル活用の概要

コロナ禍においても,東京都中央区日本橋と清原地区の交流が継続できるよう,日本橋小学校に,清原地区で生産された梨を配送し,食べながら清原地区の梨生産者とオンラインで交流を楽しめる「オンライン梨畑ツアー」を開催した。

「きよはら鬼怒川ロマンの会」とは,まちづくり協議会や自治会連合会等から,推薦された者で構成される地域活動団体

導入のきっかけ(背景)

交流を継続したい

・清原地区と東京都中央区日本橋は,江戸時代に鬼怒川の水運により人や物資の往来がなされていたことをきっかけに,平成20年から交流を続けてきたところであるが,近年は,新型コロナウイルス感染症の影響により交流は中止となっていた。

・このような中,日本橋の子どもたちに,農業をテーマとする学びや遊びの機会を提供できるよう,「新しい生活様式」を踏まえ,交流の継続を検討していく中で,アプリケーション「Zoom(※)」を利用したオンライン梨畑ツアーを開催することとした。

 ※Zoom(ズーム)とは,複数人が同時に接続できるテレビ電話のようなもの。

 

事前準備と梨畑ツアーの内容

事前準備

1 ツアーの申込みチラシを作成し,日本橋小学校に送付

2 参加者には,3種類の梨の詰め合わせをツアー前に届くように配送

3 前日までに「Zoom」の,ID,パスワードをメールで参加者に送信

梨畑ツアーの内容

1 果樹園(梨畑)の紹介

2 3種類の梨の特徴説明,及び試食

  参加者は,梨を食べながら「チャット機能」を活用して味の感想等を共有

3 生産に係る説明

4 梨に関するクイズ

5 質疑応答

  チャット機能で受けた質問に,園主が回答

導入による効果

・参加者からは,コロナ禍で外出が難しい中,親子で充実した おうち時間を過ごせたなどの感想をいただいた。

・主催者としては,オンラインを活用した,新たな手法による交流事業ができたことや,清原産の美味しい農産物をPRすることができて良かった。

今後の展望

・様々な手法を検討しながら,交流を継続していきたい。

チラシ

当日の様子